家族葬の喪主の挨拶例と間違えてはいけない服装の選び方とは?
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家族葬の喪主の挨拶例と間違えてはいけない服装の選び方とは?

2018年06月15日(金)5:38 午後



家族が亡くなったらお葬式をするのが一般的ですが、近年では親族や、ごく親しい友人のみが参加する、家族葬を選ぶ人が多くなってきています。

一般葬と家族葬では、式の流れや基本的なマナーなどに大きな差はありませんが、家族葬の喪主となった時に、どのような挨拶をするべきなのか、また喪主としてふさわしい服装などんなものなのか、家族葬における喪主のマナーを紹介します。

家族葬の喪主の役割は社長と同じ

喪主は、葬儀で参列者に挨拶をしたり、葬儀に必要な手続きをしたり、葬儀が問題なく進められるようにする役割があります。家族葬でも同様で、会社の社長や監督のような立場となります。具体的に主な喪主のすべきことや流れを説明します。

まず、お葬式をすることになった時には、これから行われる葬儀に関係することを決めて、周囲に連絡をしなければなりません。遺体の搬送先、葬儀を行う場所はどこにするのか、葬儀の予算はどれくらいか、どのような葬儀にするのかなどのプランなどを検討して、葬儀会社やお寺などに連絡を取ります。

故人が亡くなった際には、医師から死亡診断書を受け取ります。そして死亡届に必要事項を記入して、押印をします。死亡届や死亡診断書などの必要な書類を市区町村の役所に提出して、火葬許可証を受け取ります。役場への届け出は、葬儀社が代行で手続きをしてくれることが多くなっています。

葬儀を家族葬にすると決めたら、どのような流れにするのか葬儀社と話し合い、詳細をつめていきます。お寺や火葬場、参列者のスケジュールなどを聞いて、日程を決めます。この時に予算もしっかり確認しておきましょう。葬儀社のプランによって、予算のなかに含まれるものも変わってきます。

告別式の前には通夜をするのが一般的になっています。通夜では、受付や接待係などの役割を決め、弔問客をお迎えします。この時、喪主は実務に関わらずに、弔問客の対応をします。

参列者の焼香が終わって、僧侶が退出したら、弔問へのお礼の挨拶をして、通夜振る舞いの席へ誘導し、葬儀・告別式の開始時間を伝えます。

葬儀・告別式の当日、始まる前に葬儀社のスタッフと、式の流れや挨拶のタイミング、読み上げる弔電を選び、確認します。

葬儀・告別式の間は、通夜と同じく、弔問を受けることが喪主の役割となります。故人と最後のお別れをしたら、喪主は参列者に向けて挨拶をします。その後に出棺となります。

家族葬で喪主の挨拶は必要!例文をうまく使ってみよう

家族葬でも、喪主は挨拶をすることとなります。家族葬には、明確なルールは決められていないので、故人や家族の意見を尊重した、比較的自由な形式で行えます。そのため、挨拶も形式通りのものでなくても構いませんが、参列者への感謝の気持ちや、故人を偲ぶ言葉は用意しておくほうが良いでしょう。

通常の一般葬では、通夜と告別式の食事の際と、式が終了する締めくくりの時に、喪主が参列者に向けて挨拶をすることほとんどです。

一方の家族葬では、食事の時の挨拶はしなくて良いとされています。親しい人達だけで、ゆっくりと最後の時間を過ごすことが家族葬の特徴でもあるので、挨拶をすることで、雰囲気が壊れてしまうということもあります。

家族葬で喪主が挨拶をする場合には、僧侶への挨拶、弔問客への挨拶、出棺時の挨拶が一般的でしょう。挨拶が苦手だという人は、例文もありますので、前もって練習しておくか、メモを取ってすぐに見られるようにしておきます。

僧侶が到着した際には、「お忙しい中、ご足労いただきまして、本日は誠にありがとうございます。不慣れですので、何かとご指導くださいますよう、宜しくお願い致します。」などと伝えます。

弔問客への挨拶には、

「お忙しいところ、ありがとうございます」
「お忙しい中をお運びいただきまして、まことにありがとうございます」
「ご丁寧なお悔やみをいただきまして、厚く御礼申し上げます」
など、簡潔に丁寧にお礼を述べます。

出棺の際には、

「遺族を代表いたしまして、ご挨拶申し上げます。本日はご多用のなか、ご会葬、ご焼香を賜りまして誠にありがとうございました。おかげさまで昨日からの通夜、本日の葬儀・告別式も、無事に相すますことができました。本日は最後までお見送りいただきまして、故人もさぞかし皆様のご厚情に感謝いたしておることと存じます。なお、残されました私ども家族に対しまして、今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます、簡単ではございますが、ご挨拶を申し上げ、御礼にかえさせて頂きます。誠にありがとうございました」

などと挨拶をします。

インターネットにも多くの例文が載っているので参考にしましょう。また、葬儀社に相談すれば、家族葬に合った例文も教えてくれるはずなので相談してみてください。

家族葬で喪主の正しい服装とは?

家族葬でも、一般葬と同じように基本的には喪主は、正喪服を着るのが好ましいでしょう。男性は、黒のモーニングコート、紋付羽織袴など、女性の場合は、黒のワンピースやアンサンブルを着ることとなります。喪主の配偶者や近親者も同様です。

家族葬では、それほど堅苦しくない形式でおこなわれることもあり、正喪服よりも格式を下げた準喪服でも良い場合もあります。準喪服でも、黒のスーツやワンピースが正しい服装となります。

家族葬をどのように行うのか、宗教などによっても考え方が変わりますので、家族とよく話し合い、服装についても決めておくと良いでしょう。また、参列者にもその旨を伝えておきましょう。自由な式にしたとしても、派手な色やキラキラと光るものは好ましくありませんので注意してください。

アクセサリーは、基本的に指輪以外は身につけないこととなっています。ただ、真珠は涙の象徴と言われていて、お悔やみの場にもふさわしいものです。しかし、二連のネックレスは不幸が重なるという意味もあるので、必ず一連のものを選びます。

服装をどのようにするべきか迷った時には、家族や身近な人に相談してみましょう。また、葬儀社のスタッフなら経験、知識も豊富なので良いアドバイスをくれるはずです。

喪主が妻の場合の正しいヘアスタイルとは?

喪主が女性である場合、正しいヘアスタイルはどのようなものなのでしょうか。女性が喪主となる際には、着物を着る人が多くなっています。和服のスタイルに合い、清潔感が出るような髪型にすると良いでしょう。

長い髪は、結ぶことになりますが、高い位置でまとめずに耳の下くらいまでの高さにします。横の髪の毛は、ピンなどで目立たないようにします。すっきりとまとめることで、清潔感が出て着物に合うヘアスタイルになります。アクセサリーはつけずに、ゴムやピンも黒いものにしましょう。

明るすぎる髪色や、派手なパーマは避けた方が良いです。髪の毛を明るく染めている場合には、黒いスプレーなどで暗い色に戻しておきます。前髪も、顔にかかっていると顔がよく見えずに、参列者への挨拶の時に邪魔になるので、ピンで留めるなどして、両目が見えるようにしておくと良いでしょう。

まとめ

家族葬での喪主の挨拶や正しい服装について紹介しました。一般葬と家族葬では大きな差はなく、基本的なマナーは同じです。故人を偲ぶ気持ちと、参列者への感謝の気持ちが伝わるように気をつけましょう。



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